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国立社会保障・人口問題研究所

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性的指向と性自認の人口学 - 日本における研究基盤の構築

★2021年度以降の研究活動については、後続プロジェクト「性的指向と性自認の人口学の構築ー全国無作為抽出調査の実施」のページをご覧ください。


□報告書など

◆「大阪市民の働き方と暮らしの多様性と共生にかんするアンケート」◆

 本プロジェクトでは、2019年1~2月、「大阪市民の働き方と暮らしの多様性と共生にかんするアンケート」を実施しました。
 ご協力くださった大阪市民の皆さまに、お礼を申し上げます。

 「大阪市民の働き方と暮らしの多様性と共生にかんするアンケート」報告書(単純集計結果)をまとめましたので、お知らせいたします。
 ○報告書(2019年11月8日公表、2020年1月29日、2020年3月23日修正)はこちらをクリックしてください。
  (これまでの修正内容については20200323訂正箇所リストをご覧ください。)
 ○★こちらのページ https://osaka-chosa.jpでは、上記報告書から抜粋した結果をわかりやすく紹介しています。
 また、アンケート実施時のページには、調査および研究の詳しい説明が記載されています。)

 ○結果速報(2019年4月25日公表)はこちらをクリックしてください。
 結果速報のQ&Aもあわせてご覧ください(こちらをクリック)。

 ○For the preliminary results in English, click here.

◆「性的指向・性自認に関する設問の改善に向けた試験的調査」◆

2020年3月「性的指向・性自認に関する設問の改善に向けた試験的調査」を実施しました。
 ○一部の結果を『性的指向における「決めたくない・決めていない」の回答を探る』としてまとめました。
  こちらをクリックしてください(2020年7月1日公表)。
 

□論文、学会発表など

○第92回日本社会学会(2019年10月6日東京女子大学)において、大阪市民調査にかんする研究報告を行いました。
 「性的指向と性自認のあり方を社会調査でいかに捉えるか――大阪市民調査に向けた準備調査における項目の検討と本調査の結果――」
   釜野さおり(国立社会保障・人口問題研究所)・平森大規(ワシントン大学・院) ※資料はこちらからご覧になれます。
 *本報告はHiramori, Daiki and Kamano, Saori (2020) ”Asking about Sexual Orientation and Gender Identity in Social Surveys in Japan : Findings from the Osaka City Residents' Survey and Related Preparatory Studies,”Journal of Population Problems, Vol. 76, No. 4, pp. 443-466 として掲載されました。
 「トランスジェンダーの割合をどう測るか――「大阪市民調査」と「オフィストイレのオールジェンダー利用に関する意識調査」から――」
   岩本健良(金沢大学) ※資料はこちらからご覧になれます。
 「日本における性的指向・性自認に基づく社会経済的地位の不平等――大阪市民調査の分析結果から――」
   平森大規(ワシントン大学・院) ※資料はこちらからご覧になれます。

○人口学研究会第618回例会(2019年10月19日中央大学後楽園キャンパス)において、大阪市民調査の結果紹介を行いました。
 「性的指向と性自認のあり方別の人口割合」(性的指向の分布の95%信頼区間)
 「性的指向・性自認別にみた心身の健康」
 「性的指向・性自認別にみた自殺未遂経験等」   ※配布資料(修正版)はこちらからご覧になれます。

○セクシュアルマイノリティと医療・福祉・教育を考える全国大会2020(2020年1月11日~12日大阪府大阪市 ドーンセンター)において、
パネル展示・パネルセッションを行いました。
「大阪市における無作為抽出調査からみたセクシュアル・マイノリティのメンタルヘルス」
※展示資料(修正版)はこちらからご覧になれます。

○性的指向の複数の指標に関する論文(英文)を公開しました。
Hiramori, Daiki, and Saori Kamano. 2020. “Understanding Sexual Orientation Identity, Sexual/romantic Attraction, and Sexual Behavior Beyond Western Societies: The Case of Japan.” SocArXiv. March 13. doi:10.31235/osf.io/ds8at.
※論文はこちらからご覧になれます。

○Population Association of America 2020 Annual Meeting (アメリカ人口学会2020年年次大会)のポスターセッションで予定していた報告のextended abstract を公開しました。(同大会はコロナウィルス感染拡大の影響で中止となり、Virtual PAA としてオンライン上で報告資料等がアップされることになりました。)
Hiramori, Daiki, and Saori Kamano. 2020. “Asking About Sexual Orientation and Gender Identity in Japan: Case Report on the Osaka City Residents’ Survey and Related Preparatory Studies.” SocArXiv. March 4. doi:10.31235/osf.io/w9mjn.
※Extended abstractはこちらからご覧になれます。

○日本行動計量学会第48回大会(2020年9月1日~4日、早稲田大学戸山キャンパス)で報告しました(当大会はコロナウィルス感染拡大の影響により対面開催が中止となり、抄録登録をもって報告済みとなりました。)
調査票調査で性的指向・性自認を捉えるーSOGI設問の試験的調査に基づく考察
釜野さおり(国立社会保障・人口問題研究所)・岩本健良(金沢大学)・平森大規(ワシントン大学・院)※登録した抄録はこちらからご覧になれます。

○第93回日本社会学会大会(2020年10月31日~11月1日、オンライン開催)(部会「性・ジェンダー1」)で報告しました。
性的指向の自認を「決めたくない・決めていない」人はみな性的マイノリティなのか?「性的指向・性自認に関する設問の改善に向けた試験的調査」のクィア人口学的分析
釜野さおり(国立社会保障・人口問題研究所)・平森大規(ワシントン大学・院)※配布資料はこちらからご覧になれます。

○当研究所の機関誌『人口問題研究』において、本プロジェクトの特集を組みました。
特集その1(76巻4号 2020年12月刊行)では、特集の趣旨をまとめた特集に寄せて(釜野さおり)、量的調査で性的指向・性自認のあり方(SOGI)をどうたずねるかのモデル設問・9つの提言や大阪市民調査の出生時性別・年齢階級別のSOGI分布を検討した論文Asking about Sexual Orientation and Gender Identity in Social Surveys in Japan : Findings from the Osaka City Residents' Survey and Related Preparatory Studies(HIRAMORI Daiki and KAMANO Saori)、ミックスモード調査における郵送・ウェブ回答の回答率・ 回答者属性・項目無回答率の比較―住民基本台帳からの 無作為抽出によるSOGIをテーマとした調査から―(千年よしみ)が掲載されています。
特集その2(77巻1号 2021年3月刊行)では、ミックスモード調査における郵送・ウェブ回答の回答分布の比較―住民基本台帳からの無作為抽出によるSOGIをテーマとした 調査から―(千年よしみ)、「資料」として76巻4号に掲載された英語論文の日本語訳性的指向と性自認のあり方を日本の量的調査でいかにとらえるか ―大阪市民調査に向けた準備調査における項目の検討と 本調査の結果―(平森 大規・釜野 さおり)(郭 水林・小西 優実 訳)が掲載されています。特集は今後の号にも続く予定です。※『人口問題研究』はこちらからもご覧になれます。

○2021年3月22日(月)に「自治体における無作為抽出による市民対象調査でSOGIをどのように扱うか―大阪市での実践を事例とした報告会」をオンラインで行いました。多数の方のご参加に感謝申し上げます。当日の資料(一部修正あり)はこちらからご覧になれます。




※本プロジェクトについて

JSPS科研費JP16H03709「性的指向と性自認の人口学 - 日本における研究基盤の構築」(2016年度~2020年度,2021年度に繰越)

(1)研究目的

性的指向におけるマイノリティとされている,レズビアン,ゲイ,バイセクシュアルと,性自認の在り方におけるマイノリティとされているトランスジェンダーが,「LGBT」と括られて取り上げられることが増えている今,性的指向と性自認の在り方に関して,学術的な見地から信頼性のある情報を発信していくことが求められている。こうしたニーズに応えるために,本研究では従来の人口学領域と性的マイノリティの研究との融合を図りつつ,人口学的視点から性的指向と性自認の在り方(以下,SOGI)の研究基盤を築くことを目指す。この目標に向けて,(1)日本の人口学において SOGI に注目する意義とその研究の方向性を探り,(2)SOGIを取り巻く社会的状況の重要な要素である「家族」についての実証研究を進め,(3)日本の文脈で SOGI 別の人口を社会調査で捉える方法論の検討を行い,(4)SOGI による生活実態の統計比較分析を可能とする社会調査の土台を作り上げる。


(2)研究計画

人口学領域に SOGI の軸を導入し,統計分析を行う研究基盤を作るため,以下の課題に取り組む:①諸外国における研究・議論の整理,②日本の公的データにおける同性カップルの特定の可能性の検討,③既存の調査に SOGI に関する設問を含む設計の検討,④家族の現状と変容の量的・質的分析,⑤ SOGI を属性のひとつとして捉える社会調査の企画,モデル調査票の提示,調査の実施と結果の公表,⑥社会調査において SOGI を捉える設問と調査方法の検討,試験的調査の実施,調査プロトコルの作成。 2020 年度は,「大阪市民の働き方と暮らしの多様性と共生にかんするアンケート」とその事前調査,事後に実施した「性的指向・性自認に関する設問の改善に向けた試験的調査」のデータを分析し,一般市民を対象とした社会調査で性的指向・性自認の在り方をたずねる方法についての考察,SOGI のあり方と,経済状況や健康状態との関連の分析,ジェンダー・家族,SOGI,関連施策についての意識の分析,いじめ等の被害や見聞き経験の分析を進め,論文等にまとめる。引き続き,先行研究のレビュー(SOGI に関する量的研究)と文献データベースの作成,国勢調査,国・自治体による調査,主要な社会調査において SOGI に関する項目を含める可能性を探る。国勢調査については,実際に個票データの二次利用を行い,非典型的世帯について各種の集計を行い,同性カップルが含まれる可能性のある世帯を抽出し,その結果をまとめて考察する。また,今年度が最終年度であることから,本プロジェクトで積み上げてきた研究を土台とし,SOGIの人口学の研究全般について,次のステップを企画する。


(3)研究実施状況

2019 年度は,大阪市在住の 18 ~ 59 歳 15,000 人を対象に実施した,無作為抽出による調査「大阪市民の働き方と暮らしの多様性と共生にかんするアンケート」(大阪市民調査)に基づき,SOGI 別の人口割合の結果及び大阪市の施策に対する集計結果を結果速報としてレリースし,出生時の性別や年齢階級別に全設問の集計結果をまとめた報告書を公表した。さらに,社会調査で SOGI を捉えるための設問の考察,SOGI 別にみた社会経済的地位に関する分析結果,SOGI 別にみたメンタルヘルスの分析結果,女性同性カップルの家族形成支援ニーズに関する分析結果のそれぞれを,学会で発表した。また,大阪市民調査で用いた SOGI を捉える設問を精査するため,インターネット調査会社にモニタとして登録しているモニタを対象に「性的指向・性自認に関する設問の改善に向けた試験的調査」を実施した。


(4)研究組織の構成

(2020年度)

研究代表者:釜野さおり(人口動向研究部第2室長)

研究分担者:千年よしみ(国際関係部第1室長),小山泰代(人口構造研究部第3室長),布施香奈(情報調査分析部主任研究官),岩本健良(金沢大学人間科学系准教授), 藤井ひろみ(大手前大学国際看護学部准教授), 山内昌和(早稲田大学教育・総合科学学術院),石田仁(明治学院大学社会学部付属研究所研究員)

研究協力者:平森大規(ワシントン大学大学院社会学研究科博士候補生),KHOR, Y.T. Diana(法政大学グローバル教養学部教授),吉仲崇(会社員),谷口洋幸(金沢大学国際基幹教育院准教授),杉浦郁子(和光大学現代人間学部教授)神谷悠介(関東学院大学非常勤講師),三部倫子(石川県立看護大学人間科学領域講師), KLAWITTER, Marieka(ワシントン大学公共政策学科教授),ROTHBLUM, Esther(サンディエゴ州立大学女性学プログラム教授)


(5)研究成果の公表

メンバーは上記(3)に述べた研究活動に貢献しつつ、各自でSOGI・家族に関する研究を進めた。以下はその一部である。

【公表資料・報告書】

釜野さおり・石田仁・岩本健良・小山泰代・千年よしみ・平森大規・藤井ひろみ・布施香奈・山内昌和・吉仲崇 , 2019,「大阪市民の働き方と暮らしの多様性と共生にかんするアンケート 結果速報」JSPS 科研費 16H03709「性的指向と性自認の人口学-日本における研究基盤の構築」2019 年 4 月 25 日 , 公表資料 .

釜野さおり・石田仁・岩本健良・小山泰代・千年よしみ・平森大規・藤井ひろみ・布施香奈・山内昌和・吉仲崇 , 2019,『大阪市民の働き方と暮らしの多様性と共生にかんするアンケート報告書(単純集計結果)』 JSPS 科研費 16H03709「性的指向と性自認の人口学―日本における研究基盤の構築」・「働き方と暮らしの多様性と共生」研究チーム(代表 釜野さおり)編 .

【著書(分担執筆含む)・論文】

Khor, Diana, Denise Tse-Shang Tang and Saori Kamano, 2020, "Global Norms, State Regulations, and Local Activism: Marriage Equality and Same-Sex Partnership, Sexual Orientation, and Gender Identity Rights in Japan and Hong Kong," Michael J. Bosia, Sandra M. McEvoy and Momin Rahman eds., The Oxford Handbook of Global LGBT and Sexual Diversity Politics, New York: Oxford University Press, 283-300.

岩本健良 , 2019,「学校教科書での性的マイノリティの取り扱いをめぐる現状と課題(性別違和を持つ子どもにどう対処するか(3)」『GID(性同一性障害)学会雑誌』12 (1): 229-233.

岩本健良・高橋未樹子・日野晶子・大出摩紀・小池由紀 , 2019,「トランスジェンダーの職場環境とトイレ利用に関する意識と実態」『GID(性同一性障害)学会雑誌』12 (1): 69-76.

神谷悠介 , 2019,『「おっさんずラブ」現象を読み解く』Kindle ダイレクト・パブリッシング.

石田仁 , 2019,「ハッテン場」綾部六郎・池田弘乃編『クィアと法:性規範の解放/開放のために』日本評論社 , 75-110.

石田仁 , 2019,「学校現場と性的マイノリティ:教職員にできること」『日本教育』491: 16-19.

石田仁 , 2019,「性的マイノリティの安全な出会い:SNS 以前・以後の歴史を振り返る」『季刊セクシュアリティ』93: 60-69.

石田仁・岩本健良・釜野さおり , 2020,『同性婚に関する意識調査 報告書』結婚の自由をすべての人に(Marriage for All Japan)ウェブサイト .

藤井ひろみ , 2019, パート 4[SOGI ハラのない学校職場づくりに必要なこと]「なくそう」SOGI ハラ実行委員会編『はじめよう ! SOGI ハラのない学校・職場づくり』大月書店 , 143-170.

藤井ひろみ , 2019, 第 10 章性分化疾患・性器形態異常「性分化疾患患者の看護」「性器形態異常がある者の看護」第 13 章セクシュアリティに関連する健康課題「正機能不全患者の看護」「性同一性障害当事者への看護」「性暴力被害にあった人への看護」渡邊浩子編『ナーシング・グラフィカ別巻疾患と看護(9)女性生殖器』メディカ出版 .

藤井ひろみ , 2019, 「2 章 自分の性と向き合おう」加納直美編『大人になる前に知る/性のこと』ぺりかん書店 , 127-149.

藤井ひろみ , 2020, 第 1 章リプロダクティブ・ヘルスの基礎「リプロダクティブ・ヘルスに関わる概念」有森直子編『母性看護学Ⅰ概論』医歯薬出版 , 2-13.


【学会発表・講演等】

釜野さおり , 2019,「LGBT と統計:統計調査の読み方,使い方」 中央大学連続公開講座『LGBT をめぐる社会の諸相』, 2019 年 5 月 25 日 , 中央大学(文京区).

釜野さおり , 2019,「セクシュアリティの基礎知識: 諸外国の統計から」セクシュアル・マイノリティ支援者養成研修講座《基礎編》, 2019 年 6 月 1 日 , 世田谷区立男女共同参画センターらぷらす(世田谷区).

釜野さおり , 2019,「LGBT の現状と課題:家族支援を視野に入れて」NPO 法人日本家族カウンセリング協会夏期研修会 , 2019 年 8 月 4 日 , 日本女子大学(文京区).

釜野さおり・岩本健良 , 2020,「LGBT 人口の基本的属性(セクシュアリティの人口学 6)」人口学研究会 第 622 回例会 , 2020 年 2 月 1 日 , 中央大学後楽園キャンパス(文京区).

釜野さおり・石田仁・岩本健良・小山泰代・千年よしみ・平森大規・藤井ひろみ・布施香奈・山内昌和・吉仲崇 , 2020「大阪市における無作為抽出調査からみたセクシュアル・マイノリティのメンタルヘルス」, セクシュアルマイノリティと医療・福祉・教育を考える全国大会 2020, 2020 年 1 月 11-12 日 , ドーンセンター(大阪市).

釜野さおり・平森大規 , 2019「性的指向と性自認のあり方を社会調査でいかに捉えるか--大阪市民調査に向けた準備調査における項目の検討と本調査の結果」第 92 回日本社会学会大会 , 2019 年 10 月 6 日 , 東京女子大学(杉並区).

石田仁・岩本健良・釜野さおり, 2020,「同性婚に関する意識調査結果 速報」結婚の自由をすべての人に(Marriage for All Japan)一周年記念行事 , 2020 年 2 月 15 日 , アルモニーソルーナ表参道(渋谷区).

Iwamoto, Takeyoshi. 2019. "How School Textbook Explain LGBT and SOGI in Japan?: The Effects of the Censorship System and Social Movements." "Symposium on “Frontiers of Gender Studies” (ジェンダー学の最前線), 2019 年 10 月 2 日 , 金沢大学(金沢市).

岩本健良 , 2019,「トランスジェンダーの割合をどう測るか--「大阪市民調査」と「オフィストイレのオールジェンダー利用に関する意識調査」から--」日本社会学会大会 , 2019 年 10 月 6 日 , 東京女子大学(杉並区).

岩本健良 , 2020,「トランスジェンダーの職場環境,トイレ利用に関する意識と実態」セクシュアルマイノリティと医療・福祉・教育を考える全国大会 2020, 2020 年 1 月 12 日 , ドーンセンター(大阪市).

村木真紀・平森大規 , 2020,「LGBT と職場環境に関する Web アンケート調査 niji VOICE 2019 ~ LGBT も働きやすい職場づくり,生きやすい社会づくりのための『声』集め~ 報告会」2020 年 1 月 25 日 , 国際基督教大学(三鷹市).

藤井ひろみ・布施香奈 , 2019,「「大阪市民の暮らしと働き方の多様性と共生にかんするアンケート」からみた女性同性カップルの家族形成支援ニーズ」第 60 回日本母性衛生学会学術集会 , 2019 年 10 月 11 日 , ヒルトン東京ベイ(浦安市).

平森大規 , 2019,「計量研究における性的指向・性自認の測り方入門」 LGBT に関するデータについて語ろう~ niji VOICE 2018 報告会 in 関西~ , 2019 年 6 月 24 日 , 龍谷大学(京都市).

平森大規 , 2019, 「日本における性的指向・性自認に基づく社会経済的地位の不平等--大阪市民調査の分析結果から」第 92 回日本社会学会大会 , 2019 年 10 月 6 日 , 東京女子大学(杉並区).

平森大規 , 2020,「性的マイノリティと社会経済的不平等:日本と米国の社会調査から」Lunchtime Seminar, 2020 年 1 月 24 日 , 東京大学(目黒区).

Hiramori, Daiki, 2019, "Sexual Orientation and Earnings in Japan: Findings from the 2019 Osaka City Survey." Summer Meeting of Research Committee 28 of the International Sociological Association, August 15, Princeton University, Princeton, NJ.

(「国立社会保障・人口問題研究所年報 令和2年版(2020年版)」より抜粋)