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特別講演会

高齢化と社会経済の変化の下での 中国の社会保障制度改革の進展と課題

    National Institute of Population and Social Security Research
    国立社会保障・人口問題研究所 特別講演会

     下記の要領で国立社会保障・人口問題研究所の特別講演会が開催されました。

    日時 : 2014年3月22日(土)16:00 ~ 17:30    

    場所 : 日比谷国際ビル(内幸町)6階 国立社会保障・人口問題研究所 第4会議室(地図)    

    講演者: 何立新 教授(中国,复旦大学経済学院副教授・公共经济研究中心副主任)

    題目 :「高齢化と社会経済の変化の下での中国の社会保障制度改革の進展と課題」


    复旦大学経済学院副教授の何立新氏は、現在、同大学公共经济研究中心副主任として、日中両国に共通する高齢化と社会経済の変化の下での所得格差の問題及び年金制度・所得保障に関する研究を行っています。 中国では、1990年代に社会保険が導入されましたが、経済成長と高齢化が同時に進む状況の下で所得格差に対する関心が高まり、近年、社会保障政策や年金改革に関する多くの政策シンポジウムが開催されるようになりました。 何立新氏は、日本で経済学博士を取得し『中国の公的年金制度改革』を出版した経験を踏まえて、地方財政局の審議会や中国の政策議論の場において国際比較の観点から社会保障改革に関する多くの提言を行っています。 本講演では、「高齢化と社会経済の変化の下での中国社会保障制度改革の進展と課題」と題し、中国の社会保障をめぐる高齢化・国際競争等の背景を踏まえまがら、農村住民に対する新たな医療・年金制度が 次々と実施されたことなどを含むここ10年間の社会保障制度改革の動向と問題点を検討して、今後の改革の方向についてお話をして頂きます。



    * ご講演・討論は日本語で行われました。
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