3.仮定の解説
(3) 国際人口移動の仮定とその効果
4)国際人口移動の仮定値が将来人口変動に及ぼす影響 c) 人口ピラミッドを用いた2055年における国際人口移動の影響
人口ピラミッドによって2055年の人口構造の違いを比較すると、国際人口移動の仮定が年齢構造に及ぼしている影響の全体像が把握できる(図3-18)。
推計人口は、封鎖人口に比べ75歳以下の年齢で多くなっている。とりわけ20歳から60歳代までの年齢で大きな差が生じている。
また女子ではとくに20歳代から30歳代の差が大きく、国際人口移動によって増えている。
全体としてみた場合、推計人口おいて国際人口移動の仮定が人口高齢化をわずかに緩和している様子がよくわかる。
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