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国立社会保障・人口問題研究所

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第T部 独身者調査の結果概要:第3章 希望の結婚像

<T-2.異性との交際 T-4.未婚者の生活と意識>



T-3.希望の結婚像
1.希望する結婚年齢

希望する結婚年齢の上昇はほぼ頭打ち
 未婚者が結婚したいと思う年齢(平均希望結婚年齢)は、各年齢層で男女ともにほぼ頭打ちの傾向がみられ、18〜34歳の未婚者の平均希望結婚年齢は男性で30.4歳(前回30.4歳)、女性で28.6歳(同28.4歳)となった。

図表T-3-1 調査・年齢別にみた、未婚者の平均希望結婚年齢の推移


男性で同じ年齢の結婚相手を望む傾向が強まる
 未婚者の結婚相手との年齢差についての希望をみると、近年、男女とも年齢の近い相手を希望する割合が増加傾向にある。特に、男性では「同い年志向」が増加しており、今回調査では41.8%(前回35.8%)となった。

図表T-3-2 調査別にみた、未婚者が希望する結婚相手との年齢差の構成

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2.希望するライフコース

 この調査では、第9回調査(1987年)から、女性の希望するライフコースについてきいている。女性が自らの結婚、出産、子育てと就業との関係をライフコース上でどのように組み立てたいと考えているのかを、理想とするライフコース(理想ライフコース)と実際になりそうだと考えるライフコース(予定ライフコース)としてたずねている。また男性には、パートナーとなる女性に望むライフコースをたずねている。

「実際になりそうなライフコース」は専業主婦コースが減り、両立コースが増加
 未婚女性が理想とするライフコース( 理想ライフコース) は1990年代に専業主婦コースが減少したが、その後は両立コースが緩やかな増加傾向にある。実際になりそうだと考えるライフコース(予定ライフコース)では、専業主婦コースの減少が現在まで続いており、今回は7.5%となった。また、これにかわって両立コースおよび非婚就業コースの増加傾向が続いており、非婚就業コースは21.0%と今回初めて2割を上回った。

「男性がパートナーに望むライフコース」も、専業主婦コースに代わって両立コースが増加
 未婚男性がパートナーとなる女性に望むコースでも、女性の予定ライフコースと同様に専業主婦コースが減少し、両立コースが増加する傾向が続いている。専業主婦を望む人が1割(10.1%)に減少する一方で、両立コースを望む人は2000年前後にこれを逆転し、今回は33.9%となった。

ライフコースの説明:

    専業主婦 コース =  結婚し子どもを持ち、結婚あるいは出産の機会に退職し、その後は仕事を持たない
    再就職 コース =  結婚し子どもを持つが、結婚あるいは出産の機会にいったん退職し、子育て後に再び仕事を持つ
    両立 コース 結婚し子どもを持つが、仕事も一生続ける
    DINKS コース =  結婚するが子どもは持たず、仕事を一生続ける
    非婚就業 コース =  結婚せず、仕事を一生続ける

図表T-3-3 調査別にみた、女性の理想・予定のライフコース、男性がパートナーに望むライフコース

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3.結婚相手に求める条件

男女とも、結婚相手の条件として最も考慮・重視するのは「人柄」に次いで「家事・育児の能力」
 結婚する意思のある未婚者が結婚相手に求める条件としては、男女とも「@人柄」を考慮・重視する人が最も多いが、「E家事・育児の能力」、「F自分の仕事への理解」も大多数の未婚者が考慮・重視している。その他、「C容姿」、「G共通の趣味の有無」は男女ともに考慮・重視する割合が高いことに加え、女性では「A経済力」、「B職業」を考慮・重視する割合がこれらよりも高い。しかし、近年では、男性でも「経済力」、「職業」を考慮・重視する割合が増加している。

図表T-3-4 調査別にみた、結婚相手の条件として考慮・重視する割合の推移


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