V 生活費用の担い手




3. 学歴別による生活費用の担い手



 「15歳のとき」の生活費用の担い手が誰であったのかということと、本人の学歴との間の関連を見ると(図V-1)、男女ともに、「15歳のとき」に生活費用の担い手が「父のみ」であった割合は、学歴が高いほど高くなっている。一方、「15歳のとき」に生活費用の担い手が「本人、配偶者、両方」であった人の割合は、学歴が高いほど低くなっている。
 また、「現在」の生活費用の担い手が誰であったのかということと本人の学歴との関連性を見ると(図V-2)、男性では、学歴が高いほど「本人、配偶者、両方」である割合が高くなる傾向が見られる。他方、女性では、「中学校以下」と「高校」よりも「短大・高専」と「大学以上」はその割合が高いが、「短大・高専」と「大学以上」との間には大きな差が見られない。



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