1994年 人口問題基本調査

第3回世帯動態調査

結果の概要 [要旨]

1996年2月

厚生省 人口問題研究所




1 第3回世帯動態調査の概要

 人口の高齢化が進行するとともに老人を含む世帯が急速に増加するなど,国民の生活単位である世帯は急速に変化しており,厚生行政を進める上で世帯の実態を正確に把握することは重要な課題となっている。

この調査は,各世帯がどのように形成されているかという世帯動態を明らかにし,福祉施策の基礎資料として役立てるとともに,国民が将来どのような世帯で暮らすかを推計するための基礎資料となるものである。

調査は,人口問題研究所の行う人口問題基本調査の一環として,過去2回(1985年,1989年)の世帯動態に関する調査に引き続いて,1994(平成6)年10月15日に厚生省大臣官房統計情報部,都道府県,政令指定都市および保健所の協力を得て行われた。

なお,過去2回の調査では,個人については主に世帯主を調査したが,今回は世帯に属する18歳以上の個人すべてを調査している。この他,今回の調査はいくつかの点で過去2回の調査と調査方法が異なる。



2 調査手続と調査票の回収状況

 調査は,全国の世帯主および18歳以上の個人を対象とし,平成6年国民生活基礎調査(厚生統計親標本設定)で設定された1,048の国勢調査区から無作為に抽出した200調査区内のすべての世帯について調査した。調査票の配布・回収は調査員が行い,調査票への記入は世帯主および18歳以上の個人の自計方式による。

 調査票は9,599世帯に配布され,世帯票は9,029票(94.1%)回収,個人票は22,553票配布,21,350票(94.7%)回収された。このうち有効票は世帯票8,578票,個人票20,788票,有効回収率はそれぞれ89.4%,92.2%である。



3 調査結果の要約


◇ 世帯の現状 ◇

〔各人の所属世帯〕 [親との居住関係] [子との関係]

◇ 世帯の変化 ◇

[世帯の継続・発生・合併世帯の変化] [世帯への参入と退出] [世帯規模の変化] [家族類型の変化] [各人の世帯主歴] [世帯主の交代] [子との同居の変化]

◇  家族的属性と家族ライフコース ◇

[きょうだい,出生,結婚] [離家] [親の死亡時の子の年齢と親死亡前の世帯状況]


(『第3回世帯動態調査結果の概要』より)







     なお、本調査の内容を刊行物・報告書等にご利用になった場合は、参考のため
  その掲載紙などを一部本研究所世帯動態調査担当宛てお送りいただければ幸いです。


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(2009年7月10日掲載開始)




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国立社会保障・人口問題研究所

電話 03-3595-2984(研究所代表)

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