日本の将来推計人口(平成9年1月推計)について

ここでは「将来推計人口」の概要について説明しています。データについては、将来推計人口データベース、その他の詳細については市販されている刊行物(2000円)及びCDROM(4000円)をご覧ください。


国立社会保障・人口問題研究所は、平成8年11月末に平成7年の国勢調査の基本集計結果が発表されたので、これらを踏まえて新たに全国の男女年齢各歳別人口の将来推計を行い、『日本の将来推計人口(平成9年1月推計)』として公表した。推計結果の概要ならびに推計方法は以下の通りである。

T.推計結果の概要

 1.総人口の推移

  わが国の総人口は平成7(1995)年10月1日現在で1億2,557万人である。今回の中位推計によると、総人口は今後増加を続け、平成122000)年の1億2,689万人を経て、平成192007)年に1億2,778万人でピークに達した後減少に転じ、推計期間の最終年次の平成622050)年には1億50万人に達するものと予想される。

  高位推計によれば、総人口は平成232011)年に1億2,956万人でピークに達し、以後減少して平成622050)年には1億1,096万人に達する(表1、図1)。低位推計では平成162004)年に1億2,705万人でピークに達し、以後減少して平成622050)年には9,231万人に達する。

表1 日本の将来推計人口(平成9年1月推計)
総人口(千人)
老年(65歳以上)人口割合(%)
年次
実績値
平成91
実績値
平成91
中位
低位
高位
中位
低位
高位
1950
昭和25
83,200 4.9
1955
昭和30
89,276 5.3
1960
昭和35
93,419 5.7
1965
昭和40
98,275 6.3
1970
昭和45
103,720 7.1
1975
昭和50
111,940 7.9
1980
昭和55
117,060 9.1
1985
昭和60
121,049 10.3
1990
平成2
123,611 12.1
1991
平成3
124,043 12.6
1992
平成4
124,452 13.1
1993
平成5
124,764 13.5
1994
平成6
125,034 14.1
1995
平成7
125,570125,570 125,570125,570 14.6 14.6 14.6 14.6
1996
平成8
125,869 125,869125,869 15.1 15.1 15.1
1997
平成9
126,156 126,143126,178 15.6 15.7 15.6
1998
平成10
126,420 126,378126,492 16.2 16.2 16.2
1999
平成11
126,665 126,577126,813 16.7 16.7 16.7
2000
平成12
126,892 126,742127,140 17.2 17.3 17.2
2001
平成13
127,100 126,873127,469 17.8 17.8 17.7
2002
平成14
127,286 126,969127,796 18.3 18.3 18.2
2003
平成15
127,447 127,029128,113 18.8 18.8 18.7
2004
平成16
127,581 127,050128,413 19.1 19.2 19.0
2005
平成17
127,684 127,031128,690 19.6 19.7 19.4
2006
平成18
127,752 126,970128,938 20.2 20.3 20.0
2007
平成19
127,782 126,865129,150 20.7 20.9 20.5
2008
平成20
127,772 126,716129,322 21.2 21.4 21.0
2009
平成21
127,719 126,521129,450 21.8 22.0 21.5
2010
平成22
127,623 126,281129,531 22.0 22.3 21.7
2011
平成23
127,481 125,994129,563 22.2 22.5 21.9
2012
平成24
127,292 125,660129,544 23.0 23.3 22.6
2013
平成25
127,056 125,280129,473 23.8 24.1 23.3
2014
平成26
126,773 124,855129,349 24.6 25.0 24.1
2015
平成27
126,444 124,384129,175 25.2 25.6 24.7
2016
平成28
126,068 123,869128,952 25.7 26.2 25.1
2017
平成29
125,648 123,311128,680 26.1 26.6 25.5
2018
平成30
125,184 122,712128,364 26.4 27.0 25.8
2019
平成31
124,679 122,071128,005 26.6 27.2 26.0
2020
平成32
124,133 121,391127,608 26.9 27.5 26.1
2021
平成33
123,551 120,675127,176 27.0 27.6 26.2
2022
平成34
122,934 119,923126,715 27.1 27.8 26.3
2023
平成35
122,287 119,139126,229 27.2 27.9 26.3
2024
平成36
121,612 118,325125,723 27.3 28.1 26.4
2025
平成37
120,913 117,484125,201 27.4 28.2 26.5
2026
平成38
120,193 116,618124,667 27.5 28.3 26.5
2027
平成39
119,454 115,728124,126 27.5 28.4 26.5
2028
平成40
118,699 114,817123,578 27.6 28.6 26.5
2029
平成41
117,930 113,887123,027 27.8 28.7 26.6
2030
平成42
117,149 112,938122,473 28.0 29.0 26.8
2031
平成43
116,357 111,974121,918 27.9 29.0 26.6
2032
平成44
115,557 110,994121,362 28.2 29.3 26.8
2033
平成45
114,748 110,002120,805 28.4 29.6 27.0
2034
平成46
113,934 108,998120,248 28.7 30.0 27.2
2035
平成47
113,114 107,985119,689 29.0 30.4 27.4
2036
平成48
112,290 106,962119,129 29.3 30.8 27.7
2037
平成49
111,462 105,934118,568 29.7 31.3 27.9
2038
平成50
110,632 104,900118,004 30.2 31.8 28.3
2039
平成51
109,800 103,862117,438 30.6 32.3 28.6
2040
平成52
108,964 102,820116,868 31.0 32.8 28.9
2041
平成53
108,125 101,773116,293 31.3 33.2 29.1
2042
平成54
107,285 100,725115,713 31.5 33.5 29.2
2043
平成55
106,443 99,676115,131 31.7 33.8 29.3
2044
平成56
105,601 98,627114,546 31.8 34.1 29.4
2045
平成57
104,758 97,579113,959 32.0 34.3 29.4
2046
平成58
103,915 96,532113,369 32.1 34.5 29.4
2047
平成59
103,065 95,479112,772 32.1 34.7 29.4
2048
平成60
102,211 94,423112,170 32.2 34.9 29.3
2049
平成61
101,354 93,366111,566 32.3 35.0 29.3
2050
平成62
100,496 92,309110,962 32.3 35.2 29.2
2055
平成67
96,188 87,021107,956 31.9 35.3 28.4
2060
平成72
91,848 81,698105,007 31.0 34.9 27.1
2065
平成77
87,636 76,476102,257 30.3 34.5 26.2
2070
平成82
83,773 71,59499,850 30.0 34.3 26.0
2075
平成87
80,368 67,20797,824 29.9 34.1 26.2
2080
平成92
77,375 63,31696,104 30.0 34.0 26.4
2085
平成97
74,640 59,79894,533 29.8 33.8 26.3
2090
平成102
72,068 56,56993,015 29.5 33.4 25.9
2095
平成107
69,635 53,59691,523 29.1 32.9 25.7
2100
平成112
67,366 50,88490,085 28.8 32.4 25.6


注:2050年以降2100年までは参考推計である。






 2.年齢別人口の推移

(1)年齢3区分別人口の推移

  平成7(1995)年10月1日現在の年齢3区分別人口をみると、年少人口(0〜14歳人口と定義)は2,003万人、生産年齢人口(1564歳人口と定義)は8,726万人、老年人口(65歳以上人口と定義)は1,828万人である。

  今回の中位推計によると、年少人口は近年の出生数の減少を反映して平成162004)年の1,823万人まで減少を続ける。その後は、出生数の反騰の影響で増加を示し、平成222010)年に1,831万人でピークに達する。その後は再び減少して、平成622050)年には1,314万人となる。

  生産年齢人口は平成7(1995)年以後減少し続け、平成372025)年の7,198万人を経て、平成622050)年には5,490万人に達する。

  老年人口は、今後多少の変動を伴いながら増加を続け、平成37(2025)年の3,312万人を経て、平成622050)年には3,245万人となる。

図3年齢3区分別人口の推移:中位推計の結果

(2)年齢3区分別人口割合の推移

  今回の中位推計によると、年少人口の割合は、平成7(1995)年の16.0%から減少を続け、平成152003)年には14.3%に達する(図4)。その後も減少を続け、平成32(2020)年に13.7%、平成422030)年には12.7%となる。以後は出生数の変動を反映してやや上昇し、平成622050)年には13.1%となる。

  生産年齢人口の割合は、平成7(1995)年の69.5%から平成332021)年の59.4%まで減少を続ける。その後やや増加して、平成402028)年の値は59.6%となる。その後再び減少傾向に入り、平成622050)には54.6%となる。

  老年人口の割合は、平成7(1995)年の14.6%から増加し続け、平成27(2015)年の25.2%まで急増し、その後は緩やかな増加に転じ、平成422030)年に28.0%に達する。その後再び増加傾向が強まり、平成612049)年にピークに達し、平成622050)年には32.3%になる。

図4 年齢3区分別人口割合の推移:中位推計の結果

(3)従属人口指数の推移

  今回の中位推計によると、従属人口指数(年少人口と老年人口の和を生産年齢人口で除した値)は平成7年(1995)年の43.9%から上昇を続け、平成162004)年には50%を超え、平成332021)年に68.3%に達する。その後はやや低下して平成392027)年には67.8%となり、再び増加傾向に入り、平成622050)年には83.0%に達する。

  年少人口指数(年少人口を生産年齢人口で除した値)は平成7(1995)年で23.0%から21%〜24%の間で緩やかに増減を繰り返し、平成622050)年は23.9%となる。

  老年人口指数(老年人口を生産年齢人口で除した値)は平成7(1995)年の20.9%から一貫して上昇を続け、平成372025)年の46.0%を経て、平成622050)年には59.1%となる。

 3.人口動態率の推移

  今回の中位推計によると、普通死亡率(人口千人当たりの死亡数)は平成8(1996)年の7.2‰(パーミル)から一貫して上昇を続け、平成322020)年には12.7‰、平成622050)年には16.7‰に達する。平均寿命が伸び続けると仮定しているにもかかわらず普通死亡率が上昇を続けるのは、日本の人口が今後急速に高齢化し死亡率の高い老年人口の割合が増えていくためである。

  普通出生率(人口千人当たりの出生数)は平成8(1996)年の9.7‰から平成172005)年の9.8‰までわずかに回復するが、以後低下を続け平成342022)年には8.1‰に達する。その後やや上昇して平成532041)年に8.5‰となり、再び低下傾向となり、平成622050)年に8.1‰となる。

  普通出生率と普通死亡率の差である自然増加率は、平成8(1996)年の2.4‰から一貫して減少し続け、平成202008)年からはマイナスに転じ、平成622050)年には−8.5‰となる。

4.出生数、死亡数の推移

  今回の中位推計によると、年間の出生数は平成8(1996)年の122万から出産年齢人口の増加を反映し、平成162004)年の125万まで増加する。その後は減少過程に入り、平成372025)年の97万を経て、平成622050)年の81万まで減少する。

  一方、死亡数は平成8(1996)年の91万から一貫して増加を続け、平成372025)年の166万を経て、平成48(2036)年にはピークの176万に達する。その後、やや減少して平成62(2050)年には166万となる。


U.推計方法の概要

 1.推計期間

  推計期間は平成8(1996)年〜平成622050)年の55年間とした。

 2.推計の方法

  推計の方法としては、前回同様コーホート要因法を採用した。この方法は、国際人口移動を考慮しつつ、すでに生存する人口については将来生命表を用いて年々加齢していく人口を求めると同時に、新たに生まれる人口については、将来の出生率を用いて将来の出生数を計算してその生存数を求める方法である。コーホート要因法によって将来人口を推計するためには、(1) 基準人口、(2) 将来の生残率、(3) 将来の出生率、(4) 将来の出生性比、(5) 将来の国際人口移動率の5つのデータが必要である。

 3.基準人口

  推計の出発点となる基準人口は、総務庁統計局『平成7年国勢調査』による平成7(1995)年10月1日現在男女年齢各歳別人口(総人口)を用いた。ただし、年齢「不詳」の人口を各歳別に按分して含めた。

4.生残率の仮定(将来生命表)

  すでに生存するある年の人口から翌年の人口を推計するには男女年齢各歳別の生残率が必要であり、それを得るためには将来生命表を作成する必要がある。

  将来生命表の作成方法には、年齢別死亡率に基づく方法、死因別死亡率に基づく方法などがあるが、本推計では、年齢区分別死因別死亡率法を採用した。今回用いた方法は、年齢区分を死亡率の水準ならびに変動の差異等を考慮し014歳、1539歳、4064歳、65歳以上に4区分し、それら年齢区分毎に前回用いた死因別死亡率法を適用した。具体的には、年齢区分毎に死因別年齢標準化死亡率の将来値を推定し、これを年齢別死亡率に変換して将来生命表を作成する方法である。

  求められた将来生命表に基づく男女別平均寿命は表2、図5に示されている。これによると、平成7年(1995)年に男子76.36年、女子82.84年であった平均寿命は今後一貫して増加し、平成122000)年には男子77.40年、女子84.12年、平成372025)年には男子78.80年、女子85.83年、平成62(2050)年には、男子79.43年、女子86.47年に達する。

表2 仮定された平均寿命(出生時の平均余命)
()
年次
男女差
1995
76.36
82.84
6.48
1996
77.02
83.59
6.57
1997
77.12
83.73
6.61
1998
77.22
83.87
6.65
1999
77.31
83.99
6.68
2000
77.40
84.12
6.71
2001
77.49
84.23
6.74
2002
77.57
84.34
6.77
2003
77.65
84.45
6.80
2004
77.73
84.54
6.82
2005
77.80
84.64
6.84
2006
77.87
84.73
6.86
2007
77.93
84.81
6.88
2008
78.00
84.90
6.90
2009
78.06
84.97
6.91
2010
78.12
85.05
6.93
2011
78.18
85.12
6.94
2012
78.23
85.18
6.95
2013
78.29
85.25
6.96
2014
78.34
85.31
6.97
2015
78.39
85.37
6.98
2016
78.43
85.42
6.99
2017
78.48
85.48
7.00
2018
78.52
85.53
7.00
2019
78.57
85.58
7.01
2020
78.61
85.62
7.01
2021
78.65
85.67
7.02
2022
78.69
85.71
7.02
2023
78.73
85.75
7.03
2024
78.76
85.79
7.03
2025
78.80
85.83
7.03
2026
78.83
85.87
7.03
2027
78.87
85.90
7.04
2028
78.90
85.94
7.04
2029
78.93
85.97
7.04
2030
78.96
86.00
7.04
2031
78.99
86.03
7.04
2032
79.02
86.06
7.04
2033
79.05
86.09
7.04
2034
79.08
86.12
7.04
2035
79.10
86.15
7.04
2036
79.13
86.17
7.04
2037
79.15
86.20
7.04
2038
79.18
86.22
7.04
2039
79.20
86.24
7.04
2040
79.23
86.27
7.04
2041
79.25
86.29
7.04
2042
79.27
86.31
7.04
2043
79.29
86.33
7.04
2044
79.31
86.35
7.04
2045
79.33
86.37
7.04
2046
79.35
86.39
7.04
2047
79.37
86.41
7.04
2048
79.39
86.43
7.04
2049
79.41
86.45
7.04
2050
79.43
86.47
7.04


注:1995年は、厚生省統計情報部「平成7年簡易生命表」による。


図5 平均寿命の推移

 5.出生率の仮定

  将来の出生数を推計するには、将来における女子の年齢各歳別出生率が必要である。将来の出生率を推計する方法としては期間出生率法とコーホート出生率法があるが、本推計では後者の方法を採用した。コーホート出生率法は、毎年の女子出生コーホート毎に出生過程を観察し、出生過程が完結していないコーホートについて完結出生力の水準と出生タイミングを予測しようとするものである。将来の各年の年齢別出生率ならびに合計特殊出生率は、推計されたコーホート出生率データを年次別データに変換することによって得られる。出生率の将来については不確定要素が大きいため以下の三つの仮定(中位、高位、低位)を設け、それぞれについて出生率を推計した。

(1)中位の仮定について

 @ コーホート別にみた晩婚化は昭和201945)年出生コーホートの24.2歳から昭和55(1980)年出生コーホートの27.4歳まで進み、以後は変わらない。

 A 生涯未婚率は昭和1619194145)年出生コーホートの4.6%から昭和55(1980)年出生コーホートの13.8%まで進み、以後は変わらない。

 B 夫婦の完結出生児数は、晩婚・晩産の影響で昭和1822194347)年出生コーホートの2.18人から昭和551980)年出生コーホートの1.96人まで低下し、以後は変わらない。

C 全女子の完結出生児数別の分布は以下のように変化し、以後一定となる。

                

完結出生児数分布(%)

出生コ−ホ−ト
0人
1人
2人
3人
4人以上
平  均

 出生児数

昭和15−19年

(1940−44)

 8.7
12.9
52.1
22.2
  4.1
  2.01
昭和55年

(1980)

23.0
15.9
42.2
15.5
  3.4
  1.61

 

 この場合、合計特殊出生率は平成7(1995)年の1.42から平成122000)年の1.38まで低下した後は上昇に転じ、平成422030)年には1.61の水準に達して、以後一定となる。

(2)高位の仮定について

 @ コーホート別にみた晩婚化は昭和201945)年出生コーホートの24.2歳から昭和55(1980)年出生コーホートの25.7歳まで進み、以後は変わらない。

 A 生涯未婚率は昭和1619194145)年出生コーホートの4.6%から昭和551980) 年出生コーホートの8.3%まで進み、以後は変わらない。

 B 夫婦の完結出生児数は、晩婚・晩産の影響で昭和1822194347)年出生コーホートの2.18人から昭和551980)年出生コーホートの2.12人まで低下し、以後は変わらない。

C 全女子の完結出生児数別の分布は以下のように変化し、以後一定となる。

完結出生児数分布(%)

出生コ−ホ−ト
0人
1人
2人
3人
4人以上
平  均

 出生児数

昭和55年

(1980)

14.0
15.4
47.0
19.4
4.3
1.85

  この場合、合計特殊出生率は平成7(1995)年の1.42から直ちに上昇に転じ、平成422030)年には1.85の水準に到達して、以後一定となる(表3、図6)。

表3 仮定された合計特殊出生率
年 次
中 位
高 位
低 位
年 次
中 位
高 位
低 位
平成 7
1995
1.42170
1.42170
1.42170
8
1996
1.42151
1.42151
1.42151
平成 38
2026
1.60720
1.85263
1.37936
9
1997
1.39656
1.42620
1.37903
39
2027
1.60807
1.85303
1.37986
10
1998
1.38530
1.44524
1.35025
40
2028
1.60873
1.85331
1.38022
11
1999
1.38001
1.47012
1.32764
41
2029
1.60922
1.85352
1.38048
12
2000
1.37987
1.49919
1.31050
42
2030
1.60960
1.85367
1.38066
13
2001
1.38393
1.53074
1.29801
43
2031
1.60960
1.85367
1.38066
14
2002
1.39131
1.56327
1.28936
44
2032
1.60960
1.85367
1.38066
15
2003
1.40124
1.59545
1.28387
45
2033
1.60960
1.85367
1.38066
16
2004
1.41306
1.62632
1.28105
46
2034
1.60960
1.85367
1.38066
17
2005
1.42630
1.65537
1.28053
47
2035
1.60960
1.85367
1.38066
18
2006
1.44045
1.68212
1.28203
48
2036
1.60960
1.85367
1.38066
19
2007
1.45516
1.70628
1.28531
49
2037
1.60960
1.85367
1.38066
20
2008
1.47005
1.72782
1.29010
50
2038
1.60960
1.85367
1.38066
21
2009
1.48475
1.74684
1.29612
51
2039
1.60960
1.85367
1.38066
22
2010
1.49890
1.76345
1.30309
52
2040
1.60960
1.85367
1.38066
23
2011
1.51221
1.77781
1.31064
53
2041
1.60960
1.85367
1.38066
24
2012
1.52449
1.79017
1.31842
54
2042
1.60960
1.85367
1.38066
25
2013
1.53563
1.80071
1.32612
55
2043
1.60960
1.85367
1.38066
26
2014
1.54634
1.81015
1.33394
56
2044
1.60960
1.85367
1.38066
27
2015
1.55662
1.81862
1.34169
57
2045
1.60960
1.85367
1.38066
28
2016
1.56624
1.82606
1.34907
58
2046
1.60960
1.85367
1.38066
29
2017
1.57494
1.83243
1.35575
59
2047
1.60960
1.85367
1.38066
30
2018
1.58245
1.83765
1.36144
60
2048
1.60960
1.85367
1.38066
31
2019
1.58851
1.84170
1.36602
61
2049
1.60960
1.85367
1.38066
32
2020
1.59335
1.84480
1.36964
62
2050
1.60960
1.85367
1.38066
33
2021
1.59722
1.84717
1.37249
34
2022
1.60028
1.84897
1.37471
35
2023
1.60271
1.85032
1.37641
36
2024
1.60460
1.85133
1.37770
37
2025
1.60607
1.85208
1.37866


注:1995年は実績値(厚生省統計情報部「人口動態統計」確定数による。)


仮定された合計特殊出生率の推移

(3)低位の仮定について

@ コーホート別にみた晩婚化は昭和20(1945)年出生コーホートの24.2歳から昭和55(1980)年出生コーホートの28.9歳まで進み、以後は変わらない。

 A 生涯未婚率は昭和1619194145)年出生コーホートの4.6%から昭和551980)年出生コーホートの17.9%まで進み、以後は変わらない。

 B 夫婦の完結出生力は、晩婚・晩産の影響で昭和1822194347)年出生コーホートの2.18人から昭和551980)年出生コーホートの1.76人まで低下し、以後は変わらない。

C 全女子の完結出生児数別の分布は以下のように変化し、以後一定となる。

完結出生児数分布(%)

出生コ−ホ−ト
0人
1人
2人
3人
4人以上
平  均

 出生児数

昭和55年

 (1980)

32.4
15.8
36.2
12.7
  2.8
  1.38

       

  この場合、合計特殊出生率は平成7(1995)年の1.42から平成172005)年の1.28まで低下し、その後回復するものの、平成422030)年に1.38に達し、以後この水準にとどまる。

 6.出生性比の仮定

  将来の出生数を男児と女児に分けるための出生性比については、最近の5年間の実績に基づき女子100に対して男子105.6とし、平成8(1996)年以降一定とした。

 7.国際人口移動率の仮定

  将来の国際人口移動については、最近5年間の男女年齢各歳別入国超過率の平均値を求め、これを平成8(1996)年以降一定と仮定した。

*表1−3、図1−6(エクセル形式)のダウンロード


政府刊行物サービスセンターへ 「日本の将来推計人口(平成9年1月推計)」
国立社会保障・人口問題研究所 編
入手については政府刊行物サービスセンターへお問い合わせ下さい。

トップページへ