【調査のフレームワーク】



 本調査は、参考図が示すように、結婚の変動を引き起こす要因には「結婚しない理由」と「結婚できない理由」があるとの考え方に基づき、「結婚しない理由」として結婚のニーズ(需要)を捉える項目と、そのニーズを決める結婚のメリットやコストに関する未婚者の考え方を調べている。また、「結婚できない理由」としては、結婚相手の存在、すなわち異性との交際状況や結婚を阻んでいる直接的な要因について調べている。さらに人生の見通しや希望の家族像を通して、未婚者がどのような将来像や結婚生活を思い描いているのかを探り、一方で現在の暮らしぶりや価値観を多角的に捉えることによって、人々の結婚に対する意識変化の背景に迫っている。




目次へ戻る 前へ戻る 次へ進む

社人研トップへ