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国立社会保障・人口問題研究所

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 5 第14回出生動向基本調査(分析)

(1) 調査概要
@ 調査の目的
 出生動向基本調査は,他の公的統計では把握することのできないわが国の結婚並びに夫婦の出生力に関 する実態と背景を定時的に調査・計測し,関連諸施策並びに将来人口推計に必要な基礎資料を提供するこ とを目的として,平成22年度において第14回出生動向基本調査を実施した。
 今回の調査では,現在進行する少子化が若い世代の結婚の動向(晩婚化,未婚化及び非婚化)と,結婚 した夫婦における出生力低下の両面から生じていることを踏まえ,結婚過程のタイミングと頻度,結婚意 欲とその要因,並びに夫婦の各段階における出生子ども数,出生意欲とその要因を中心に,その実態と需 要面(意欲)並びに供給面(社会経済環境,出生抑制,健康)にわたる背景を探ることとしており,本年 度においてそれらの分析を行い,結果の概要の公表を行うこととしている。
A 調査対象
 本調査は全国標本調査であり,全国に住む
( 1 )妻の年齢50歳未満(満49歳以下)の夫婦
( 2 )18歳以上50歳未満(満49歳以下)の独身男女
を対象とする。具体的には,平成22年国民生活基礎調査地区内より無作為に抽出した840調査地区内の( 1 ) 及び( 2 )の該当者すべてを調査客体とする。
B 調査期日
 平成22年6月25日。ただし,調査内容は平成22年6月1日現在の事実。
C 調査事項
1 ) 「夫婦票」
 @夫婦の社会経済的属性 A夫婦の結婚過程に関する事項 B夫婦の妊娠・出産歴に関する事項 C子 ども数についての考え方に関する事項 D妊娠・出産に関わる健康及び不妊に関する事項 Eライフコー ス・家族・男女に対する意識に関する事項
2 )「独身者票」
 @社会経済的属性に関する事項 A両親に関する事項 B結婚についての考え方に関する事項 C子 ども数についての考え方に関する事項 Dライフコース・家族・男女に関わる意識に関する事項
D 調査結果の公表予定
 平成23年度

(2) 研究組織の構成
担当部長 金子隆一(人口動向研究部長)
所内担当 佐々井司(企画部第4室長),岩澤美帆(人口動向研究部第1室長),
     釜野さおり(同部第2室長),石井 太(同部第3室長),
     三田房美(企画部主任研究官),守泉理恵(人口動向研究部主任研究官),
     鎌田健司(同部第1室研究員)