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国立社会保障・人口問題研究所

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よくある質問

このページでは、JMDに関連してよくある質問についてまとめています。

Q:日本版死亡データベースは、厚生労働省の公式生命表と何が違いますか。

A:両者は死亡状況を年齢の関数で表した生命表という点では同じですが、以下の点で異なります。
「日本版死亡データベース」の生命表は、国際的な死亡データベースであるHuman Mortality Databaseと整合性をもち、死亡研究に最適化して総合的に再編成した生命表であるのに対し、 厚生労働省の公式生命表は、わが国の最新の死亡状況を公的統計として表す生命表となっています。
このため、「日本版死亡データベース」では統一的な形式や推計方法が採用されており、また手法の開発等によって、数値が過去に遡及して改定されることがあります。
こうした目的・手法などの相違から、例えば平均余命などを比較した場合において両者は概ね同様の傾向を示すものの、全く同じ結果とはなっていません。
ご利用の際は、これらの点にご注意ください。

Q:日本版死亡データベースには、死亡数の生データはないのですか。

A:日本版死亡データベースは死亡研究に最適化した生命表を提供しています。本データベースで提供されている死亡数は、生命表作成に用いるために不詳あん分などを行った加工データであり、生データではありません。生データについては、厚生労働省「人口動態統計」から入手可能です。

Q:同じ年次のデータなのに、以前ダウンロードしたときと値が異なるのはなぜですか。

A:日本版死亡データベースでは、新たな推計手法の開発や新しい統計が利用可能となったときなどに、過去の値を遡って修正することがあります。したがって、後に研究成果を発表するときのために、ダウンロードした日付を記録しておくことをお勧めします。また、引用に当たっては「引用のガイドライン」をご参照下さい。