U 平成21年度社会保障給付費の概要


1. 平成21年度の社会保障給付費の総額は99兆8,507億円である。

(1) 部門別社会保障給付費をみると、「医療」が30兆8,447億円(30.9%)、「年金」が51兆
  7,246億円(51.8%)、「福祉その他」が17兆2,814億円(17.3%)である。

(2) 平成21年度社会保障給付費の対前年度伸び率は6.1%であり、対国民所得比は
  29.44%である。

(3) 国民1人当たり社会保障給付費は78万3,100円であり、1世帯当たりでは205万2,200円
  となっている。


表1 部門別社会保障給付費



表2 部門別社会保障給付費の対国民所得比



表3 1人(1世帯)当たり社会保障給付費



図1 社会保障給付費の部門別推移


2. 機能別社会保障給付費をみると「高齢」が全体の49.9%で最も大きく、ついで「保健
  医療」が30.3%であり、この二つの機能で80.2%を占めている。これ以外の機能では、
  「遺族」(6.7%)、「家族」(3.3%)、「障害」(3.2%)、「生活保護その他」(2.7%)、「失業」
  (2.5%)、「労働災害」(0.9%)、「住宅」(0.4%)の順となっている。


表4 機能別社会保障給付費



表5 機能別社会保障給付費の対国民所得比



図2 機能別社会保障給付費の推移


3. 年金保険給付費、高齢者医療給付費、老人福祉サービス給付費及び高年齢雇用
  継続給付費を合わせた高齢者関係給付費は、平成21年度には68兆6,422億円とな
  り、社会保障給付費に対する割合は68.7%である。


表6 高齢者関係給付費


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