ページ内を移動するためのリンクです。


国立社会保障・人口問題研究所

  • 文字サイズ

  1. ホーム
  2. 研究所の概要
  3. 研究所の紹介


研究所の紹介

社会保障給付費
 国立社会保障・人口問題研究所では毎年「社会保障費用統計」として、年金や医療保険、介護保険、雇用保険、生活保護、 子育て支援など、社会保障制度に関する1 年間の支出を、OECD(経済協力開発機構)基準による「社会支出」とILO(国 際労働機関)基準による「社会保障給付費」の二通りで集計公表しています。「社会支出」は「社会保障給付費」と比べ、 施設整備費など直接個人に渡らない支出まで集計範囲に含みます。
 「社会保障給付費」の部門別推移をみると高齢化や医療技術の進歩によって、年金や医療に係る費用が増加しています。
●社会保障給付費の部門別推移
社会保障給付費の部門別推移

 政策分野別社会支出の国際比較によれば、日本の特徴として「高齢」および「保健」への支出割合が高い一方、「家族」が少ないことがわかります。「社会保障費用統計」は、社会保障政策や財政等を検討する上での基礎資料として、また、社会保障費用の諸外国との国際比較を行う重要な指標として、広く活用されています。
●政策分野別社会支出の国際比較(対国内総生産比、2013年)
政策分野別社会支出の国際比較(対国内総生産比、2009年)
資料: 諸外国の政策分野別社会支出は、OECD Social Expenditure Database による。
国内総生産については、日本は内閣府「平成28年版国民経済計算年報」、
諸外国はOECD National Accounts 2015 による。